「iPhone 17」レビュー:「Pro」じゃなくてもここまで来た。手堅い機能満載で価値が向上

作成者: _Nick_345465 作成日: 2025-09-19 10:50 閲覧数: 14

超薄型の「iPhone Air」が大きな注目を集め、鮮やかなオレンジ色の「iPhone 17 Pro」もひときわ目立つ2025年、「iPhone 17」が見過ごされるのは無理もない。しかし、Appleがベースモデルに加えた細やかなアップグレードは、積み重なって顕著な改善となり、iPhone 17を注目に値する製品にしている。



iPhone 17は、Appleの最新ラインアップの中で最も華やかなデバイスではないだろう(確かに、見た目は「iPhone 16」と驚くほど似ている)。しかし、この1週間使ってみて、ディスプレイ、カメラ、バッテリーの強化により、このエントリーモデルが高価なProモデルとの隔たりを縮めているように感じられた。


 iPhone 17の価格は829ドル(日本では税込12万9800円)からで、ありがたいことに2024年モデルからの値上げはない(日本では5000円上昇)。それどころか、iPhone 16の最小ストレージ容量だった128GBがなくなり、256GBからとなったため、実質的にはiPhone 17の方がコストパフォーマンスは高いと言える。


ディスプレイが大幅アップグレード


 ついにAppleは、Proモデルだけでなく、すべてのiPhoneに120Hzディスプレイを搭載した。その結果、iPhone 17はより滑らかなスクロールを実現し、そして筆者にとって何よりうれしいことに、画面を起動しなくても時刻や通知をさっと確認できる常時表示ディスプレイに対応した。2025年にもなって120Hzディスプレイのような基本的な機能を称賛するのは奇妙な気もするが、ようやく搭載されたことを素直に喜びたい。


 iPhone 17はピーク輝度が3000ニトに向上し、反射防止コーティングも施されたことで、明るい屋外でも画面が見やすくなった。日中の最も明るい時間帯でも、画面の視認性に問題はなかった。


 これらのディスプレイのアップグレードを総合すると、iPhone 17は最上位モデルである「iPhone 17 Pro」や「Pro Max」からの大幅な格下げ感は薄れている。


より頑丈に、そしてカラフルに


 iPhone 17と16の見た目は似ているが、新しいモデルはフレームがわずかに大きくなり、ディスプレイは6.1インチから6.3インチになった。ベゼルは「Pixel 10」などのスマートフォンと比較すると驚くほど薄く、コンテンツ視聴の没入感を高めている。


 Appleによると、「Ceramic Shield 2」採用のディスプレイは耐擦傷性が3倍向上したという。どういうわけかスマートフォンのディスプレイに傷をつけてしまう癖のある筆者にとって、これは朗報だ。今のところ、ケースも画面保護フィルムも付けていないが、幸いなことに擦り傷や引っかき傷は1つもない。


 iPhone 17のアルミニウム製フレームは、心地よいマットな質感だ。背面のカラーは側面にも採用され、一体感のある外観を生み出している。筆者が試用しているのはラベンダーだが、これは今まで使ったどのスマートフォンの色合いよりも気に入っているかもしれない。目に優しい穏やかな色合いで、曇り空のような白を帯びた柔らかな色味だ。秋のiPhone発表イベントでApple Parkにて他のカラー(ブラック、ホワイト、セージ、ミストブルー)も確認したが、どれも同じように目に優しかった。


 iPhone 17が高価なiPhone Airに対して持つ主な利点の1つは、よりバランスの取れたサウンドを実現するデュアルスピーカーシステムだ。対照的に、Airは上部にスピーカーが1つしかない。


 しかし例のごとく、iPhone 17が搭載するプロセッサーは、iPhone Air、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Maxに搭載されている「A19 Pro」ではなく、性能がわずかに劣る「A19」だ。筆者の経験では、ベースモデルの17とiPhone Airで動画やゲームの表示に目立った違いはなかった。


iOS 26でカスタマイズ性が向上


 iPhone 17は「iOS 26」を搭載しており、新しい「Liquid Glass」デザインが採用されている。少し慣れが必要だったが、インターフェースのすっきりした見た目や、画面上のコンテンツをより多く表示できる半透明のコントロールが気に入ってきた。この新しいデザインを全面的に採用し、アプリアイコンを透明にすることもできるが、筆者にはそれは少しやりすぎに感じられる。


 「メッセージ」では楽しい背景を追加できるようになったほか、アンケート機能を使って、遊びなどの計画を簡単に立てられるようになった。


 ささいなことだが、筆者はロック画面の時刻表示の高さを広げたり、通知が届くとそれが押しつぶされるように表示されたりする機能を楽しんでいる。「空間シーン」設定は、スマートフォンを動かすと壁紙に3次元的な効果を与えてくれるので、筆者のホグワーツ(編集部注:「ハリー・ポッター」シリーズに出てくる魔法学校)のロック画面がより生き生きと見えるようになった。


 筆者は自分が理解できない言語を話す人と電話やテキストメッセージをすることはあまりないが、特に旅行中など、必要な場合には「ライブ翻訳」が音声通話、「FaceTime」、「iMessage」で相手の言葉を自動的に翻訳してくれる。通話でライブ翻訳を使うとわずかな遅延があり、相手の声に重なって翻訳音声が聞こえるのは少し気まずいが、それでも便利な機能だ。この機能は、AIを使って話し手の声を模倣するGoogleのPixel 10ほど高度ではない。


 Googleの「かこって検索」がまだiPhoneに搭載されていないのは残念だが、Appleの「ビジュアルインテリジェンス」機能のアップデートで同様の機能が導入された。スクリーンショットを撮ると、画面に表示されているものについて「ChatGPT」に尋ねたり、何かを丸で囲んでGoogle、Etsy、Poshmarkといったプラットフォームから関連リンクや詳細情報を表示したりできるようになった。


カメラはよりシャープに


 背面カメラが1つしかないiPhone Airとは異なり、iPhone 17は4800万画素の広角カメラと4800万画素の超広角カメラという2つの背面カメラを搭載している。超広角カメラは、iPhone 16の1200万画素からアップグレードされた。iPhone Airは0.5倍の写真や「シネマティックモード」の動画を撮影できないため、より安価なiPhoneモデルの方が写真撮影の柔軟性が高いのは興味深い。これは、このベースモデルの存在価値を示すもう1つの点だ。


 iPhone Airと同様、iPhone 17は1200万画素の2倍望遠写真を撮影でき、ズームインしても十分なディテールを維持できる。写真はデフォルトで2400万画素で撮影されるが、4800万画素に切り替えて、より精細なディテールを捉えることも可能だ。


 iPhone 17シリーズの他のモデルと同様、このエントリーモデルも「センターフレーム」機能を備えた1800万画素の前面カメラを搭載している。この機能は、フレームに人が増えると、スマートフォンを回転させなくても自動(または手動)で写真を縦向きから横向きに切り替えてくれる。さらなる利点として、カメラが端に寄りすぎていないため、全員の視線がより中央に集まって見える。この機能は自動で動作するように設定できるが、少し不安定なことがあるため、筆者は通常、シャッターの上にある専用ボタンをタップして使っている。


 「デュアルキャプチャ」は、前面カメラと背面カメラの両方から同時に録画できる楽しい機能で、FaceTimeのようなピクチャーインピクチャーの長方形として表示され、画面上で移動させることができる。コンサートの動画撮影がもっと楽しくなりそうだ。


バッテリーテストの驚くべき結果


 Appleはスマートフォンの具体的なバッテリー仕様を公表していないが、iPhone 17は最大30時間のビデオ再生が可能だとしている。充電は最大40Wに対応する。


 米CNETが実施した、ストリーミング、ソーシャルメディア閲覧、ビデオ通話、ゲームプレイを含む45分間の耐久テストでは、iPhone 17のバッテリーは満充電の状態から98%まで減少した。驚くべきことに、これはiPhone 17 Proの結果と同じだ(参考までに、iPhone Airは95%、iPhone 17 Pro Maxは99%だった)。


 今後、このスマートフォンでさらにバッテリーテストを実施する予定だ。現時点で言えるのは、iPhone 17は写真撮影やソーシャルメディア閲覧、テキストメッセージ、動画視聴をしても、丸1日以上は余裕で持つということだ(Appleは、iPhone 17のビデオ再生時間はiPhone 16より最大8時間長いとしている)。


 iOS 26の「適応型電力制御」は、その時のiPhoneの使い方に応じてパフォーマンスを自動的に調整し、バッテリー駆動時間をさらに延ばすための機能だ。これには、ディスプレイの輝度を下げたり、CPU速度を落としたり、一部のバックグラウンドアクティビティーをオフにしたりすることが含まれる。低電力モードを有効にすることもある。適応型電力制御が機能し始めるまでには約1週間かかるため、筆者はまだその動作を確認できていない。


まとめ:iPhone 17を買うべきか?


 ベースモデルのiPhoneは、Appleの他のラインアップと並べた時に人々の注目を集めるような存在ではないが、iPhone 17に加えられたいくつかの注目すべきアップグレードは、基本を押さえた新しいデバイスを探している人にとって有力な選択肢となるだろう。ディスプレイとカメラの改善により、iPhone 17は829ドルという価格に見合う価値があると感じられ、1000ドル(約15万円)以上するProモデルは避けたいと考える人にとっては魅力的な選択肢になり得る。


 センターフレームやデュアルキャプチャといった最新機能の多くは、Appleの最新ラインアップ全体で利用できるため、それらを利用するために追加の出費をしてiPhone 17 ProやPro Maxを買う必要はない。Appleは「Dynamic Island」や「アクションボタン」、「カメラコントロールボタン」のような新機能をProモデルで先行導入してからベースモデルに展開する傾向があるが、2025年のiPhone 17とそのProモデルとの差は、やや小さくなったように感じられる。


 「iPhone 14」シリーズや、Proではない「iPhone 15」を使っているなら、Apple Intelligenceやカメラコントロールボタンといった新しいハードウェア機能を利用できるようになるため、iPhone 17への乗り換えは価値あるアップグレードになるかもしれない。しかし、iPhone 16を使っている場合、デュアルキャプチャやセンターフレームなどの機能は確かに魅力的だが、アップグレードする十分な理由にはならないだろう。


この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。



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https://news.yahoo.co.jp/articles/713c01ae56f40a0a55ed9452feedeb0017d41853




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